用賀をミュージシャン輩出の地に──小室哲哉が観客を魅了!ストリートライブ「GMO LIVE」オープニングイベント
小室哲哉がGMOインターネット社歌や自身が手がけたヒット曲の数々を生演奏
今回のライブでは、ピアノ演奏を主体に足元で4台のシンセサイザーを巧みに操作しながら、ピアノと電子楽器を組み合わせたハイブリッドな演奏を披露した小室氏。
オープニングでは、ピアノ速弾きが印象的なTM NETWORKの「Time to Count Down」のイントロに続けて、自身が作曲を手がけたGMOインターネットグループの社歌「Internet for Everyone」を演奏した。
スキルフルな演奏に感銘を受けた観客から大きな拍手が贈られ、演奏に一層身が入った小室氏は、その後もgloveの「DEPARTURES」、安室奈美恵の「CAN YOU CELEBRATE?」、TM NETWORKの代表曲「Get Wild」、ダウンタウンの浜田雅功とのユニット・H Jungle With tの「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント」、篠原涼子 with t.komuroの「恋しさと せつなさと 心強さと」といった、日本の音楽史に残る“小室サウンド”の名曲の数々を流麗なピアノアレンジで惜しげもなく披露。観客を大いに魅了した。
ミュージシャンを目指す人にとって“代名詞”的な場所になってほしい
演奏を終えた後、小室氏は、7月8日よりGMO LIVEで演奏するミュージシャンの募集が開始されたことを受け、今後、この場所での演奏をきっかけに活動の幅を広げていく後進たちに向けて、次のように応援のメッセージを送った。
「ミュージシャンを目指す人にはGMOインターネットTOWERに集ってほしいし、この場所がそういう人にとっての“代名詞”的な場所になってほしい」(小室氏)
「ミュージシャンを目指す人にはGMOインターネットTOWERに集ってほしいし、この場所がそういう人にとっての“代名詞”的な場所になってほしい」(小室氏)
GMO LIVEでは、今夏より事前審査の上、毎週末、ストリートミュージシャンとして登録した人々がGMOインターネットTOWERのクリスタルピアノをはじめ、敷地内の複数の場所でギターやヴァイオリンなどさまざまな楽器の演奏を楽しめる機会を提供する(GMO LIVEオフィシャルサイト)。またミュージシャン自身によるライブ配信を参加条件とすることで、自身の演奏を多くの人にアピールできる機会を提供していく。
カルチャーの街・渋谷を拠点とするGMOインターネットグループは、今年1月には数万人規模の観客の前で日夜パフォーマンスを行うワールドクラスの有名海外DJや、グローバルのヒットチャートをも席巻する人気K-POPアーティストを招き、音楽フェス「GMO SONIC」を開催するなど、これまで以上に音楽カルチャーとの関わりを深めながら、その促進と支援にも注力している。
GMO LIVEは、音楽カルチャーへの造詣の深さでもよく知られるGMOインターネットグループが新たに仕掛けるイベントだ。それだけに、日本国内に限らず、世界を舞台に活躍する日本人ミュージシャンがここから輩出されることに期待したい。
カルチャーの街・渋谷を拠点とするGMOインターネットグループは、今年1月には数万人規模の観客の前で日夜パフォーマンスを行うワールドクラスの有名海外DJや、グローバルのヒットチャートをも席巻する人気K-POPアーティストを招き、音楽フェス「GMO SONIC」を開催するなど、これまで以上に音楽カルチャーとの関わりを深めながら、その促進と支援にも注力している。
GMO LIVEは、音楽カルチャーへの造詣の深さでもよく知られるGMOインターネットグループが新たに仕掛けるイベントだ。それだけに、日本国内に限らず、世界を舞台に活躍する日本人ミュージシャンがここから輩出されることに期待したい。
Jun Fukunaga
ライター・インタビュワー
音楽、映画を中心にフードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター・インタビュワー。最近はバーチャルライブ関連ネタ多め。DJと音楽制作も少々。