ChatGPTでスケジュール管理がはかどる！予定入力からタスク作成、目標管理まで

2023.9.6

ChatGPTでの進捗確認

ChatGPTを活用することで、自分の取り組み、やるべきことについて、進捗管理を行うことができます。

仕事はもちろんですが、趣味や、あるいは「毎日ウォーキングをする」といった目標がある場合にも、客観的に自分を管理してくれる存在がいたら……と思いませんか？いや、私はむしろ、仕事のように明確な納期や期限がなく「まあいいや」となりがちな事柄ほど、進捗管理が大事だな、と思うようになりました。

たとえば私の趣味の1つに編み物があります。楽しいですが、進捗管理をしないと小物ひとつ編むのに1カ月くらいかかってしまうこともあり、途中で面倒くさくなって放置してしまったこともあります。にもかかわらず、今回はニット帽を編もうと考えている私。この機会にChatGPTに進捗管理をお願いすることにしました。

すると、こんな回答が。

1日目のスケジュールを見ると、かなりリアルなスピード感です。実際に私が取り掛かった場合、しっかり集中することでこなせるギリギリの量がスケジュールに盛り込まれていると感じました。

この後に続けて、日々の進捗状況をChatGPTに書きこんでいきます。「今日は30分しか作業ができなかった」とか、逆に「思った以上に編み進めた」など、達成状況を書き込みましょう。

予定通りの進捗がない場合も、このようにリカバリ方法を教えてくれます。また根本的に「間違いを減らす」ための取り組みも提案してもらえます。

「予定通りに進んでいない」ことを人間の上司に報告するのはかなり気が重いですが、AIであるChatGPTならだいぶ気が楽です。結果、目標に対する進捗状況の定期的な確認や調整が楽にでき、目標達成に向けた取り組みが支えられると感じました。ChatGPTは、自己管理力の向上を実現するパートナーにもなってくれます。

プラグインも活用する

そんなChatGPTも、Android版のアプリがなく、PCでしか使えない点がひそかに不満だったのですが……。近日中にAndroid版アプリがリリースとなります（編注：7月28日に日本でも提供開始された）。

それなら、ChatGPTを本格的に使ってみようという方も多いのでは？ ChatGPTに機能を追加するプラグインは、日々新しいものが追加されています。その中にはGoogleカレンダーと連動できるプラグインも……。

「TimeNavi」というプラグインは、明日の予定を尋ねるとGoogleカレンダーの予定を教えてくれ、音声入力で新規の予定を伝えると、スケジュールに登録してくれます。スケジュールの入れ忘れでダブルブッキングとなってしまった経験がある人も少なくないはず。「出先だけど、今すぐスケジュール入れたい」「あとで入れようとして忘れてしまった」「そもそもの時間を間違えて登録していた」などなど、スケジュール登録にまつわるミスをかなり減らすことができると思います。

これを機に、スマートフォンも駆使しながら、スケジュールの管理・調整にも本格的にChatGPTを活用してみてはいかがでしょうか。