1月28日・29日にさいたまスーパーアリーナで開催された音楽フェスティバル「GMO SONIC 2023」は、近年の大型音楽フェスのなかでも参加アーティストの豪華さが際立っていたと思います。とくにEDM系の世界トップDJの充実っぷりがすごかった。もうゴリゴリ。ザ・チェインスモーカーズとマシュメロでしょ? それからスティーブ・アオキにアラン・ウォーカー、しかもダッチトランスのレジェンドことアーミン・ヴァン・ブーレン……これでもかってくらい来日してくれて、いっそのことみんなヘッドライナー(そのフェスの顔となる主役)ってことでいいんじゃない?って思いましたよ。「28日と29日、どちらかに行くとしたらどっちに行こう?」と迷ったEDMファンも多かったはず。私は選べなかったのでどっちにも参加しました。
実は、私が大型の音楽フェスティバルに参加するのは数年ぶりでした。コロナ禍を経て音楽の楽しみ方は変わっちゃったんだろうか、みんなどんなふうに参加してるのかな、そんなことを少し気にしながらさいたまスーパーアリーナに向かったわけですが、会場に足を踏み入れて数秒後にはレーザーを浴びまくって「あ〜やっぱりフェスっていいわ〜!」とアッサリいつものフェス気分を思い出しました。
単独のライブもいいんですけどね、フェスはその名の通りお祭りっぽさというか、独特のおもしろさがある。フェス最高! キラキラと奇跡のようだった2日間をほんの少しおすそ分けします。
実は、私が大型の音楽フェスティバルに参加するのは数年ぶりでした。コロナ禍を経て音楽の楽しみ方は変わっちゃったんだろうか、みんなどんなふうに参加してるのかな、そんなことを少し気にしながらさいたまスーパーアリーナに向かったわけですが、会場に足を踏み入れて数秒後にはレーザーを浴びまくって「あ〜やっぱりフェスっていいわ〜!」とアッサリいつものフェス気分を思い出しました。
単独のライブもいいんですけどね、フェスはその名の通りお祭りっぽさというか、独特のおもしろさがある。フェス最高! キラキラと奇跡のようだった2日間をほんの少しおすそ分けします。
屋内フェスはいいよ!
28日も29日もカラッときれいに晴れました。さいたまスーパーアリーナ内でのフェスなので天候は問題じゃないかもしれませんが、きれいな青空を見ながら会場に向かうのは心地良かったです。ちなみにさいたまスーパーアリーナの最寄り駅であるさいたま新都心駅では朝から「ロッカーは満杯です!」とデカデカと電光掲示板でアナウンスされていました。でもクロークが用意されていたので問題なし。コートをモコモコに着込む真冬でもクロークにアウターを預けて屋内に入れば身軽に踊れちゃう。
屋内フェスは真冬でも真夏でも適温だからうれしいですね。
屋内フェスは真冬でも真夏でも適温だからうれしいですね。
入場前に年齢確認を行って「アルコールが買えるバンド」をゲット
手始めにレッドブルウォッカで糖分とカフェインとアルコールを補給
歌舞伎などの日本の伝統芸能のエッセンスを盛り込んだオープニング演出ののち、GMO SONIC 2023が始まりました。
でね、アリーナ中央に向かってズンズン歩いて行くと、“それ”を見つけるわけです。
でね、アリーナ中央に向かってズンズン歩いて行くと、“それ”を見つけるわけです。
目からレーザーを出しているのはクマ?
こちらのピカピカのクマちゃんは「GMOソニッくま🧸𖤐⡱(以下ソニッくま)」というGMO SONIC 2023のシンボル的存在。たしかに目立ってた。ソニッくまについては後編であらためて紹介します。ちょこちょこと演出が変わって、初日と2日目でも挙動が違っていたのがおもしろかった!
GMO SONIC 2023でのみなさんのお目当ては?
音楽フェスの醍醐味は、その名の通りの「お祭りっぽさ」だと思います。いろんなアーティストが参加して、それぞれのファンが集まります。楽しみ方はそれぞれ自由。強い意志とガッツでアリーナ最前列を目指す人もいますし、後ろのほうでまったりと音楽とお酒を楽しむ人もいます(私は後者)。
だから音楽フェスの空間って想像以上にいろんな人がいるわけです。着飾る人、動きやすさ重視の服装で臨む人、服装で「私は誰のファンであるか」を明確にアピールする人。お目当てのアーティストの出番が近づいてから会場にのんびり向かう人もいるでしょうし、11時の開演から20時の終演までぶっ通しで参加する人だっているわけです。一部をご紹介しましょう。
28日はマシュメロの格好をしたオーディエンスが昼ごろから闊歩(かっぽ)していました。マシュメロの出番まで6時間くらいあるんですけどね、気合い入ってる。
だから音楽フェスの空間って想像以上にいろんな人がいるわけです。着飾る人、動きやすさ重視の服装で臨む人、服装で「私は誰のファンであるか」を明確にアピールする人。お目当てのアーティストの出番が近づいてから会場にのんびり向かう人もいるでしょうし、11時の開演から20時の終演までぶっ通しで参加する人だっているわけです。一部をご紹介しましょう。
28日はマシュメロの格好をしたオーディエンスが昼ごろから闊歩(かっぽ)していました。マシュメロの出番まで6時間くらいあるんですけどね、気合い入ってる。
覆面DJのマシュメロによる公式グッズ。かぶったらマシュメロの完成
かぶってもらいました。めちゃんこ光るんだよ〜
マシュメロのパフォーマンス中は、この光るマシュメロたちがアリーナ最前列にいっぱいいて、いっぱい頭を光らせてました。マシュメロ本人にも見えていたはず。
29日はザ・チェインスモーカーズのファンが昼からフル参加!
29日はザ・チェインスモーカーズのファンが昼からフル参加!
かわいい! こちらのタオルを掲げるファンをよく見かけました
いろんな人に「今日のお目当て」を教えてもらいました。アーティストの名前を挙げる人ももちろん大勢いましたが、なかには「一番は友達とこうやって集まれることがうれしい」って人たちも。アツい。
フェスには2022年の「ULTRA JAPAN」ぶりに参加したそう。「みんなで集まれるのがいいの」とのことで、キラキラ華やかでかわいかった〜
で、幕間にフードとドリンクを楽しみながら「さっきのアーティスト、初めて聴いたけど良かったよね」「モッシュで押されたわ〜」「このあとどうする?」とか話すわけです。
ヤンニョムチキンとビールをオーダー。冷たいビールは甘辛のチキンによく合いました
ちなみに会場内のお買い物はすべてキャッシュレス決済。スマホひとつあればなんでも楽しめちゃうのは身軽でうれしい。
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori