カカオが主役の「BLACK」は大人の味わい
「Mr. CHEESECAKE BLACK cacao」(5400円)は、カカオのおいしさを最大限に引き出した黒色の限定フレーバーです。バレンタインといえばチョコレートフレーバーのスイーツが多数登場しますが、そういえばチョコレート風味のチーズケーキってあまり見かけませんね。
通常のパッケージが白なのに対し、こちらはブラックになっている
一般的にチョコとチーズの組み合わせは鉄板ではあるものの、どうしても単調になりやすく、食べ進めるうちに飽きやすいというのが、田村シェフにとっても大きな課題だったのだとか。しかし、このチーズケーキを実際に食べてみると、まったく重さは感じません。
Mr. CHEESECAKE BLACK cacaoは全解凍で食べるのがおすすめ
なぜなら、濃厚な旨味のカカオをベースに、焦がしバターやアーモンドペースト、スパイスのクローブを組み合わせることで、香ばしさを強調しているから。さらに、マスカルポーネチーズとダークチェリーのペーストを加えて、コクのある旨味が感じられるよう設計されているんです。
まるで生チョコのようなコクのある味わい
見た目からは生チョコのような濃厚な「甘さ」を想像するかもしれません。しかし、BLACKは甘さのなかに香ばしさや酸味といった予想外の味わいや香りを感じるので、まさに本物志向な人にぴったりなフレーバーといえるでしょう。
「PINK」は爽やかな酸味と香りがたまらない
チョコレートが好きな筆者は、当初「BLACK一択」だと思っていたのですが、実際に試食してみると想像を超えてきたのが「Mr. CHEESECAKE PINK raspberry」(5400円)でした。なぜなら、ミスチのチーズケーキの特徴である“味や香りの変化”が存分に楽しめたから。
ラズベリーを意識したかわいいピンクのパッケージが目を引く
スイーツでは定番ともいえるラズベリーとバラの組み合わせを採用しており、そこにバニラやトンカ豆、ココナッツの甘い香りが広がり、さまざまな表情を見せてくれるケーキに仕上がっています。ラズベリーがメインかと思いきや、きちんとまとまりがあり、いい意味で想像を裏切られる結果に!
ラズベリーとライムを組み合わせて、爽やかな酸味を生み出している
口に含んだ瞬間と食べ終えた瞬間の印象が異なり、また次のひと口が食べたくなる。そんな味わいを意識して作られたPINKはまさに最高傑作と言ってもいいほど。田村シェフにとってもお気に入りのフレーバーだそうなので、これは食べないともったいない!
PINKは半解凍で食べることで、温度による変化を感じやすいのだとか
いずれのチーズケーキも数量限定発売のため、なくなり次第終了となっています。なお、2月の販売日には公式サイトから誰でも購入できます。せっかくなら両フレーバーを買ってプレゼントした人と一緒に食べれば、「どっちが好きだった?」なんて会話も盛り上がること間違いなし。紅茶やコーヒーとのペアリングを考えるのも楽しく、思わず食べたあとに誰かと話したくなるケーキです。
もちろん、バレンタインギフトとしてだけでなく、自分用にも買っておきたいミスチのチーズケーキ。通常フレーバーなら冷凍状態で半年保存できるので、「ひとり暮らしだから食べきれない」と諦めていた人も大丈夫ですよ。一度食べればみんなミスチの虜になること必至です!
◆Mr. CHEESECAKE
https://mr-cheesecake.com
もちろん、バレンタインギフトとしてだけでなく、自分用にも買っておきたいミスチのチーズケーキ。通常フレーバーなら冷凍状態で半年保存できるので、「ひとり暮らしだから食べきれない」と諦めていた人も大丈夫ですよ。一度食べればみんなミスチの虜になること必至です!
◆Mr. CHEESECAKE
https://mr-cheesecake.com
今西 絢美
おいしいものナビゲーター
調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、唎酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。