今やムダ毛ケアは当たり前！男性用ボディシェーバーの選び方とおすすめモデル6選

2024.7.19

腕や脚の長さをそろえたり、VIOをきれいにしたい人向け4モデル

全身のムダ毛をしっかりケアしたい人には先ほど紹介した製品が便利ですが、VIOゾーンのムダ毛が気になるという人にはベストではありません。VIOゾーン、特にOゾーンはお尻の谷間の狭い場所を剃るため、一般的なシェーバーのような「T字型」よりもペティナイフのような形の「I字型」の方が向いています。先ほどの2モデルほど万能ではないものの、使いやすさや価格の安さが魅力のI字型モデルを中心におすすめの4製品を紹介しましょう。

0.1～12mmまで細かく長さ調節も可能なバッテリー内蔵・防水モデル

パナソニック「ER-GK82」（実売価格1万円前後）
https://panasonic.jp/mens/products/ER-GK82.html

パナソニック「ER-GK82」

刃の先端がとがっていない「ガード刃」を採用しており、丸い刃先で肌を傷付けずにムダ毛のケアができるI字型ボディシェーバーです。Oゾーンにも届きやすいV字ヘッドを採用しており、直刃では2mmの長さで剃れるほか、デリケートな部位を優しく剃れる「肌ガードアタッチメント（2mm）」、1mm刻みで3～12mmまでの長さ調整ができる「長さそろえアタッチメント」が付属しています。刃先の長さは35mmと広いので、多くの箇所を一気に剃れるのも魅力です。

最大45度ヘッドが前後に動き、細かい凹凸にフィットしながら剃れるバッテリー内蔵・防水モデル

ブラウン「ボディ＆フェイスグルーマーPRO X XT 5300」（実売価格1万1000円前後）
https://www.braun.jp/ja-jp/male-grooming/stylers-and-trimmers/series-x/series-xt-5300

ブラウン「ボディ＆フェイスグルーマーPRO X XT 5300」

最大45度の角度で前後に動く「4Dヘッド」が顔や体の細かい凹凸にフィットするボディシェーバーです。一般的なシェーバーに似たT字型ですが、ヘッドがコンパクトなため狭い場所もケアしやすい点が魅力です。内部で振動する刃を「スキンシールド」が覆う構造になっており、振動する刃が肌に直接触れない設計になっています。VIOゾーン向けには「肌保護アタッチメント」も付属しており、そのほかに1／2／3／5mmの顔・ボディ用アタッチメント、3mmのボディ用アタッチメントが付属しています。

2／4／6／8mmの長さできれいにそろえられるバッテリー内蔵・防水モデル

テスコム「メンズボディシェーバー TBT200」（実売価格5000円前後）
https://www.tescom-japan.co.jp/products/tbt200

テスコム「メンズボディシェーバー TBT200」

直刃では0.3mmの長さで剃れるI字型ボディシェーバーです。デリケートな部位向けには2mmにカットできる「デリケートガード」、4／6／8mmに調節できる「長さ調整コーム」が付属しています。

伸縮するトリマーで、手の届きにくい部分のカットも楽にできる、水洗い可能な充電交流式

ロゼンスター「CT-256」（実売価格7000円前後）
https://www.lozenstar.co.jp/items/5007/

ロゼンスター「CT-256」

本体が最長約31cmまで伸びるI字型ボディシェーバーです。肌を保護する「ブレードガード（2mm）」のほか、3／5／7／10mmの「刈り高さアタッチメント」が付属します。I字型なので横に動かすだけでスムーズに頭髪の刈り上げやツーブロックの手入れができるほか、本体を伸ばすことで手が届きにくい場所でも気軽にケアできます。暗い場所でも明るく照らせるLEDライトを内蔵しているのも魅力です。

体毛ケアには、剃ったり脱毛するだけでなく、「整える」という選択肢も加わり、ますます多様性が生まれてきました。「そのまま伸ばすのは気になるけど、完全にツルツルなのも、ちょっと……」というあなたに、ボディシェーバーは強い味方となるはずです。

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安蔵靖志

Techジャーナリスト／家電エバンジェリスト
家電製品協会認定　家電製品総合アドバイザー（プラチナグレード）、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ～ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。