AIでこんなことできたら!? が現実に！GeminiとGoogleマップの連携が便利！

2024.4.3

写真から場所の特定ができる

画像からその撮影地点を特定することもできます。

Geminiに画像をアップロードして、「ここはどこですか？」と質問すると、場所の特定をしてくれます。

「画像入力機能」「マップとの連携機能」と、最新AIモデル「Gemini 1.0 Ultra」による高度な推論のフル活用です（Gemini UltraはGoogle One AI プレミアムプランに含まれる「Gemini Advanced」（月額2900円・最初の2カ月無料）で利用可能）。

ちょうど「今、新婚旅行中！」と、場所を明かさずに画像を送ってきた人がいたので、Geminiに場所を特定してもらいました。

画像の場所を教えてくれた

国内か国外かすら情報がない写真でしたが、画像に写っているものから推測して場所を特定しているようです。

また、店舗の看板が写った写真をアップすると……。

――画像には、旭屋パーラーの看板が写っています。また、旭屋パーラーの特徴的な赤と青の外観も確認できます。

そこにある看板やロゴなどからGoogleマップのリンク付きで写真の撮影場所を割り出すことができます。なお、自分で撮影した写真に限らず、SNS上の写真からでも場所の特定は可能です。これまで以上に、ネットリテラシーが求められますね。

「こんなの食べたい」に答えてくれるかも

画像から場所が特定できるなら、食事の写真から、それを食べられるお店が特定できるのでは……？

はい、できます！

ラーメンの写真だけでお店が特定でき、Googleマップが表示できました。この場合はメニュー名までわかってしまいます。さらに追加で「ほかのメニューは？」「Googleマップでの口コミは？」と質問すると、メニューや口コミの内容についても答えてくれます。

特定した店のメニューや口コミも知ることができる

さらに「港区で同じようなものが食べられるお店は？」という質問にも、場合によっては答えが返ってきました。

SNSにアップされた食事の写真からそれを食べられるお店を調べたり、「こんな感じのご飯が食べたい」も、Geminiがかなえてくれるかもしれません。

ただ、何度か試してみたところ、ときどき正しくない情報を生成することもありました。現時点では表示された情報は参考程度にとどめておき、改めてお店のサイトなどで正確な情報を確認することをお勧めします。

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「地図」にあるのは地理的な情報だけですが、Googleマップには「交通情報」「店のレビュー」といった多様な情報が含まれています。多くのサービスとそれらの情報をシームレスに使えるGeminiが、Googleマップとの連携で覇権を取る……。そんな未来がもうすぐそこまで来ているのかもしれません。