クラブミュージックを楽しむ“クラビング”というと、深夜営業のナイトクラブに出かけて朝まで遊ぶのが定番だった。しかし、かつてそうして週末を楽しんだ人も、子育てや仕事を抱えるいまは、深夜に出かけて翌日を寝不足で過ごすのはなかなか難しい。また、クラビングに興味はあっても、夜通し遊ぶことに抵抗があり、これまでクラブに行ったことがないという人もいるだろう。
そんな大人クラバーからクラブ未経験者まで、おすすめしたいのが池袋駅東口直結のビルの屋上に週末を中心とした夕方になると現れる「YODO GROOVE」だ。今回は日頃からクラブミュージックを愛聴している筆者が実際に現地に足を運び、そこで感じた魅力をレポートする。
そんな大人クラバーからクラブ未経験者まで、おすすめしたいのが池袋駅東口直結のビルの屋上に週末を中心とした夕方になると現れる「YODO GROOVE」だ。今回は日頃からクラブミュージックを愛聴している筆者が実際に現地に足を運び、そこで感じた魅力をレポートする。
週末に現れるデイイベント専用クラブ
池袋駅東口直結の複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」、その商業ゾーン「LINKS IKEBUKURO」の9階屋上。このエリアは植栽やベンチが配された空中庭園、都市型BBQ場「グリルピア ヨドバシ池袋」などで構成されており、YODO GROOVEはその一角に位置する。
植栽やベンチが配された9階屋上の空中庭園(写真はすべて筆者撮影)
同じ屋上にある都市型BBQ場「グリルピア ヨドバシ池袋」
2025年10月にオープンしたこのベニューは、屋外ならではの開放感と本格的なサウンド環境を両立したスポット。主に週末を中心として不定期にDJイベントが開催されているが、一般的なナイトクラブとは異なり、16時から22時までのデイイベント専用の営業形態だ。
入場は有料で、チケットを事前に購入するか、エントランスで料金を支払う必要がある。ただし、イベントにもよるが15歳未満は入場無料になるものが多い。小さな子どもを連れて行ける選択肢があるのは、クラブから足が遠のいている子育て世代の元クラバーたちにとっては非常にありがたいメリットだ。
入場は有料で、チケットを事前に購入するか、エントランスで料金を支払う必要がある。ただし、イベントにもよるが15歳未満は入場無料になるものが多い。小さな子どもを連れて行ける選択肢があるのは、クラブから足が遠のいている子育て世代の元クラバーたちにとっては非常にありがたいメリットだ。
まぎれもない「クラブの音」を楽しめる場所
そんなYODO GROOVEに足を踏み入れてまず驚かされたのが、「クラブの音」がしっかりと鳴っていることだ。音量、迫力ともに一般的な中小規模のナイトクラブと同等に感じられた。これはクラブクオリティのサウンドシステムが導入されているためだろう。
多くの来場者でにぎわう会場のフロア
また、サウンドシステムに加えて注目したいのが出演するDJ陣。YODO GROOVEで開催されるイベントには、普段から都内のナイトクラブで活動するDJたちがラインアップされているほか、日によっては有名クラブや大型フェスで活躍する国内外のDJも出演する。ちなみに筆者が訪れた日には、日本を代表するテクノDJのRisa Taniguchiや、ニューヨーク/ベルリンを拠点に世界屈指のクラブ・フェスに出演してきたBlack Asteroidといった豪華な顔ぶれがそろっていた。彼らがプレイする力強いビートに合わせて激しく踊ったり、大きな歓声を上げたりしながら盛り上がる観客の姿も、数多く見られた。
そして、それ以上に印象的だったのが客層だ。海外からの旅行者や若者に加え、普段は夜のクラブに足を運ばなさそうな子育て世代の男女やそれよりも年配の人までが、同じフロアに集まっていた。施設側も、ファミリー層や観光客、これまでナイトシーンに接点のなかった人たちが参加しやすい環境づくりを掲げているが、この日のフロアはまさにそれを体現したかのような光景だった。
そして、それ以上に印象的だったのが客層だ。海外からの旅行者や若者に加え、普段は夜のクラブに足を運ばなさそうな子育て世代の男女やそれよりも年配の人までが、同じフロアに集まっていた。施設側も、ファミリー層や観光客、これまでナイトシーンに接点のなかった人たちが参加しやすい環境づくりを掲げているが、この日のフロアはまさにそれを体現したかのような光景だった。
拳を突き上げてフロアを盛り上げる来場者
そんな観客たちが踊るフロアは、薄暗い空間の中に浮かぶネオンサインや天井に吊るされたミラーボール、植物で彩られており、アンダーグラウンドなナイトクラブさながらの雰囲気がある。会場内にはバーカウンターや休憩スペースも用意されており、踊り疲れたら座ってひと息つける。自分のペースで無理なく楽しめるのは、大人クラバーにとってうれしいポイントだ。
ネオンサインと植物で彩られたフロア
会場内のバーカウンター
YODO GROOVEでは、音響からDJ、会場の雰囲気までが作り込まれており、デイイベントであっても深夜のクラブに引けを取らない本格的な体験を味わえる。

Jun Fukunaga
ライター・インタビュワー
音楽、映画を中心にフードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター・インタビュワー。最近はバーチャルライブ関連ネタ多め。DJと音楽制作も少々。












