3DCG・VFX技術を取り入れた国内最先端イベントスペース「GMOグローバルスタジオ」が始動

2024.3.18

GMOインターネットグループが、東京都世田谷区用賀の「GMOインターネットTOWER（世田谷ビジネススクエア）」の最上階に、リアルとバーチャルの両方で利用できる国内最先端のハイブリッド型イベントスペース「GMOグローバルスタジオ」を開設しました。

GMOグローバルスタジオは、2024年時点で最先端の設備を備えたイベントスペースであると共に、動画配信・オンラインライブなどが行えるコンテンツ発信基地です。3DCG・VFX技術を取り入れ、リアルとバーチャルを融合させることで、企業やクリエイターが世界に向けて情報発信できるよう設計されています。

運営は、GMOインターネットグループと、世界規模のイベントプロデュースを手掛けるグローバルプロデュースとが共同出資して設立した、GMOグローバルスタジオが担います。企業のカンファレンスなどのイベントや、クリエイターの動画配信など、それぞれの目的と用途に合わせて、運営と配信のプロデュースを行うとのことです。

3月1日の正式オープンに先駆けて2月14日に行われた内覧会の様子と共に、GMOグローバルスタジオの設備とねらいを紹介します。

用途に合わせた3つのスタジオ

GMOグローバルスタジオは、ライブ配信イベントスペースに加えて、リアルとオンラインでの各種ハイブリッド型イベントもトータルプロデュースします。

企業や個人が開催する各種イベントに対して「コンセプト設計」「プログラム構築」「XR空間演出のデザイン」「事前映像制作」「WEB戦略」「当日のオペレーション」をワンストップで提供。そのために、各分野の第一線で活躍するスタッフが集結しています。

GMOグローバルスタジオは、次のような多種多様なイベントに対応できるよう設計されています。

1. ITカンファレンス
2. セレモニー・キックオフイベント
3. 企業コンベンション
4. 国際サミット
5. メタバース・シークレットライブ
6. 商品・メディア発表会
7. 株主総会
8. 学術講演会
9. YouTuber・TikTokerなどのライバー撮影スタジオ

各スタジオを紹介します。まずは一番大きなスタジオ。

最先端の3DCGやVFX技術に対応した「WORLD STUDIO（ワールドスタジオ）」

およそ357平方メートルのスタジオには、壁面と底面に大型のLEDモニターとクレーンカメラが設置されています。最先端の3DCGやVFX技術などに対応し、幅広い映像表現をかなえます。さらに約150席の客席も完備し、リアル（オフライン）と配信（オンライン）を融合させたイベントも実施可能です。

コロナ禍以降、あらゆる人や企業にとって、オンラインコミュニケーションや動画配信は当たり前のものとなっています。そうすると高いクオリティも求められるようになるため、GMOグローバルスタジオのような最新鋭のスタジオが登場したことは喜ばしいといえるでしょう。

2月14日に行われた内覧会でもこちらのスタジオを使用し、日本舞踊家である花柳凜氏と映像クリエイターである藤井智浩氏によるパフォーマンスが披露されました。

なお、このパフォーマンスをプロデュースしたのは、伝統芸能と現代カルチャーを融合させたアカデミックエンターテインメント集団の「THE FACTORY」。THE FACTORYは、1月にさいたまスーパーアリーナで開催された大型音楽フェスティバル「GMO SONIC 2024」でも、和をテーマにしたパフォーマンスを行い、話題を集めました。