GMOインターネットグループでサイバー攻撃対策事業を展開するGMOサイバーセキュリティ byイエラエ(以下、イエラエ)は、モンゴルの社会インフラ上で重要な金融機関を始めとする企業や組織へのセキュリティサービスの提供をさらに強化すると発表しました。その一環として2024年8月にはモンゴル最大級の商業銀行であるゴロムト銀行が運営するWebサイトへWebアプリケーション診断サービス、スマートフォンアプリに対する脆弱性診断サービスを提供しました。
モンゴル国・ウランバートル市と合弁会社を設立し、インフラサービス事業を展開
GMOインターネットグループは、2023年11月14日にモンゴル国・ウランバートル市と「(同都市を)より安全にデジタル化された包括的な都市にすること」を目的とした基本合意書(MOU)を締結しています。これに基づき、現地法人「GMO-Z.com Mongolia LLC」を設立し、インターネットインフラサービス事業展開を推進しています。
2023年11月14日にGMOインターネットグループで執り行われた調印式の様子。写真左から、GMOインターネットグループ 取締役副社長 伊藤正氏、GMOインターネットグループ 代表取締役グループ代表 熊谷正寿氏、モンゴル ウランバートル市長 キシュギー・ニャンバートル(Khishgee Nyambaatar)氏、ウランバートル副市長 オドスレン・ノミンチメグ(Odsuren Nominchimeg)氏
モンゴルでは現在、通信・情報技術産業の振興に取り組んでおり、モンゴル政府は、公共サービスのデジタル化やIT分野の競争力強化、ICTインフラの整備などに取り組む「デジタル国家」構築を目指しています。2022年にはデジタル開発・通信省が設立されるなど、モンゴルの「デジタル国家」推進の動きが強まっています。
GMOインターネットグループは、日本でこれまでに蓄積してきたインフラサービスの開発・運営ノウハウを生かし、インターネット市場が急速に伸長している東南アジアを中心に海外事業展開を推進しています。モンゴルでの事業展開により、同国におけるインターネットインフラの発展を支えるとともに、モンゴルにおける新たなビジネスチャンスを創出していきます。
またイエラエはこの取り組みの一環として、同国でのサイバー攻撃対策強化の推進役を担っています。
ゴロムト銀行は1995年に設立したウランバートル市に本社を構えるモンゴル国内大手商業銀行です。ハーン銀行、TDB(Trade and. Development Bank)、ハス銀行と合わせて4大銀行と称される重要な銀行の1つです。経済の融合に大きく貢献した個人や機関を表彰する「CFI.co アワードプログラム2024」ではモンゴルのベスト銀行を受賞しました。
公共サービスと経済の急速なデジタル化が進んでいるモンゴルで、ゴロムト銀行はデジタルバンキングの先駆者として顧客の利便性向上や技術革新に積極的に取り組むと同時に、サイバー攻撃対策にも力を入れています。イエラエは、モンゴル国・ウランバートル市に対しサイバーセキュリティに関するトレーニングを提供した実績や国内外のハッキング大会での受賞実績などが評価され、発注先として選出されました。
イエラエでは2024年7月にグローバル戦略本部を新設するなど、グローバル展開に力を入れています。今後もウランバートル市を中心に、モンゴル国内の社会インフラ事業など重要な組織・機関のサイバーセキュリティ対応チームへの支援や、組織・機関が運営するシステム、ソフトウェアに対する脆弱性診断・ペネトレーションテストの提供を進めていくとのことです。
GMOインターネットグループのモンゴル進出は、経済、技術、そして外交の面で、日本とモンゴル双方に大きなメリットをもたらすことが期待されます。日本の技術を海外に展開し、経済発展に貢献するという点で、とても意義が大きいといえ
GMOインターネットグループは、日本でこれまでに蓄積してきたインフラサービスの開発・運営ノウハウを生かし、インターネット市場が急速に伸長している東南アジアを中心に海外事業展開を推進しています。モンゴルでの事業展開により、同国におけるインターネットインフラの発展を支えるとともに、モンゴルにおける新たなビジネスチャンスを創出していきます。
またイエラエはこの取り組みの一環として、同国でのサイバー攻撃対策強化の推進役を担っています。
ゴロムト銀行は1995年に設立したウランバートル市に本社を構えるモンゴル国内大手商業銀行です。ハーン銀行、TDB(Trade and. Development Bank)、ハス銀行と合わせて4大銀行と称される重要な銀行の1つです。経済の融合に大きく貢献した個人や機関を表彰する「CFI.co アワードプログラム2024」ではモンゴルのベスト銀行を受賞しました。
公共サービスと経済の急速なデジタル化が進んでいるモンゴルで、ゴロムト銀行はデジタルバンキングの先駆者として顧客の利便性向上や技術革新に積極的に取り組むと同時に、サイバー攻撃対策にも力を入れています。イエラエは、モンゴル国・ウランバートル市に対しサイバーセキュリティに関するトレーニングを提供した実績や国内外のハッキング大会での受賞実績などが評価され、発注先として選出されました。
イエラエでは2024年7月にグローバル戦略本部を新設するなど、グローバル展開に力を入れています。今後もウランバートル市を中心に、モンゴル国内の社会インフラ事業など重要な組織・機関のサイバーセキュリティ対応チームへの支援や、組織・機関が運営するシステム、ソフトウェアに対する脆弱性診断・ペネトレーションテストの提供を進めていくとのことです。
GMOインターネットグループのモンゴル進出は、経済、技術、そして外交の面で、日本とモンゴル双方に大きなメリットをもたらすことが期待されます。日本の技術を海外に展開し、経済発展に貢献するという点で、とても意義が大きいといえ
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。